なりたい自分。

小さな頃は絵本や漫画などでヒロイン・ヒーローに憧れ「自分もなれたらな」なんて思っている。

大人になってもドラマや小説などの影響を受けて「こんな自分になれたらな」なんて憧れているものがあると思う。

目標、憧れ。
無意識のうちに小さな頃から頭の中に存在している。

だけどね。みんなが憧れているヒーローやヒロインなのに、殆どの人が悪役やモブとしての生き方を選んでいる。

私も自分を見返すと「悪役行動」をしている時がいっぱい見つかった。

もし殆どの人が、ヒーローやヒロインのような言動ならこの世に戦争もいじめもないのよ。
出てきたとしてもすぐに払拭されちゃう。

払拭されずに継続してしまうのは悪役が多いって事なのよね。

なりたい自分とは真逆の自分になってる。
頭と体の不一致よ。
それに気づくと

悪役行動をしておきながら、思うようにはいかないって。。。。どれだけ何もみてないの??馬鹿なの??

って自分の馬鹿さ加減を知り頭を疑うようになるのよ。

これだけ生きてきて自分は何を磨いてきたんだろう??
悪役を磨いてきたんだ。。。
なりたい自分には何も磨いてない。

で、どこから間違ってた???
なんて自分を探し出す。

私の場合だけど、憧れるのはキラキラした見せかけの想像物で経済社会に揉まれたもの。
言動は周りとの生活の中で身についたもの。

自分で選んだものは何もない。
選択ではなく流されただけ。

憧れは頭から体には落とし込めない。
だけど、エゴは頭から体へすぐに落とし込める。
歪んでるからそうなる。

体の歪みは体の使い方で起こるから、使い方を直さないとだめ。
どれだけ体の歪みを外側から直しても使い方が治らないからまた体は歪む。

体の使い方でエゴが見える。
だから、「素」の自分を知るのは歪みをなくして初めて分かる。

好み・好きなもの・嫌いなもの・性格・・・
歪みをなくさないと分からない。

素の自分って、気を抜いた自分じゃないから。
歪みを作らない体の使い方をしたときに出てくる。

現代は2歳にもなるとエゴが出てきて、自分とは異なるものになっていく。

エゴは自分を縛るもの。
可能性と視野の収縮。

エゴで得られるのはホルモン快楽。
素の自分が好むのは「自然調和」の快適。

ホルモン快楽 VS 自然快適 って感じかな。

自然は人間も自然。
だけどエゴは自然から外れた歪みから生じるもの。
木を見て森を見ず
になると発生する。

だからね。
実際はなりたい自分もなりたくない自分も想像であって「素」という自分とは関係なく歪みで分からなくなってしまったもの。

素の自分に戻ったらなりたい自分も変わるし、なりたくないものにはならない。

自然を知り調和の中で自分を構成するのは、現代とは常識が違うから。
そして、現代にないから本当に自分で掴めることが出来る。
常識になっていると、また頭で行ってしまうからね。

しっかりと自分を見つけてくださいね。

それではまた。。。