人は様々なものを頭の中に存在させている

それによっていい事もあれば苦しむ事もある。

全ては何を存在させているか?によって変わってくる。

しかも、全て自分に返ってきている。

さらに危うくなると、苦しめているものが自分の中に存在しているものではなく、周りに存在しているものだと思い込んでしまい、そこから抜けられなくなる。

頭の中に住まわせているものであなたの生活は成り立っている。

あなた自身の感情・立ち居振る舞い・言動がそれに当たる。

無条件に周りの環境を受け入れてしまうのは、体の中心に軸がなく過ごしてしまっている事にある。

子供の頃の無条件に環境を取り入れてしまう時期、どのような姿勢でいるかも環境である部分も多く、自分で選ぶことは自分で自分を律する事となる。

自分で自分を律することが自律となり自立となる。

思考が発達するにつれ、思考の制御も出来るようになるが、中心軸を持たないと思考は制御できない。

まさに体の不思議であり、科学であり、基本はロボットのように規律正しく動いている。

そういう意味で、どこにも間違いはない。この世界に間違いとは存在しなくなる。

自分が思う方向に向かうよう、向かっているのか見るために、物質がある。

これが分かると、周りで起きている事に対しての対処が変わる。

人の責任にする事もなく、全て自分の向かう方向に進んでいるだけだと見えてくる。

行きたくない方向に進んでいるのか?いないのか?

それさえも、この人間世界で教えているものとは違う見方だから気づくはずもない。

根本は自分の頭の中に存在しているもので解釈している。

私たちは、存在しているものから変えていく事をしている。

存在しているものによって自分がどう動いてしまうのか?それが必要かどうか?必要な形へ変化させていく。

それらはこの世界で真実かどうかではなく、自分がどう動いているか?でしか必要のないものだから。

この世界にあるものは全て、自分がどう動いているか?にしか自分の人生に反映していない。

他の人と同じように動くことはないから。

それが自分の頭の中に存在しているものによって全てが変わっているから・・・

すでにある頭の中の存在しているものによってあなた自身が今を生きている。

存在しているものを自分が認識していないと、何も変わらず常に場所を変え・時を変えて同じことで苦しむ事となり、同じ事でしか喜べなくなり、同じものを常に追い求めて手に入らない人生になる。

いつまでも満足出来ない人生を送る事となり、今この瞬間と同じ思いが続くのである。