自分の中で起こっている事を表現しているのが人間
でも、その表現を変える事に必死になっているのも人間
表現を変えることが解決だと思い込んでいる。
実際は表現を変えると自分の中で起こっている正確なものが見つけられなくなる。
捻じ曲げられ、二重三重と神経経路が複雑になり混乱・故障となる。
自分の内側で何が起こってて、何を改善しなくてはいけないか?
これは言葉や思いを変える事ではなく、もっと物理的なもの。
人によって様々な原因はあるが、言葉に惑わされると見つけられない。
これが前回に書いた生態系から見ていく事でもある。
人間の世界はすでに言葉の混乱、神経の混乱から見えなくなってしまっている。
自分の脳を信頼する事なく、そして他人の脳も信頼できない。
自分の言葉と思いと行動が自分でも信頼できないことが度々あるのだ。
やりたいと思っているのにやれない。というのは代表的なもの。
すでに自分に騙されているのだ。
一つ一つの現状を紐解き、どこでどう曲がっていっているのかを自分で見極めること。
観察し、どこに問題があるのか?
生態系として見ていくしかない。
感情の問題でもなく、脳・記憶の問題でもない。
そこに焦点を当てているから見えなくなっているだけなのだ。
人間が見なくなったもの・・・・言葉を見始めて見なくなったもの・・・
人間なんて単なる生物
他の何者とも変わらない。
そこを間違ってはならない。