私は小さい頃から小さな生き物を育てるのが出来なかった。

植物や小動物。

ウサギあたりの大きさから大丈夫かな?

植物はよく枯らすし、鳥も長くは生きられなかった。

それでも育てたくって何度か挑戦するのだけど・・やっぱり無理なんですよね。

今ならわかるのですが、見る視点が違うんですよね。

子育ても人間目線で行っていた頃はダメでした。

どうも言葉で行おうとしている。。。というか言葉の影響で見るべきものをみていないというか。

目の前にあるものにちゃんと向き合っていないんですよね。

最近、また水耕栽培を始めて、、、やっぱり上手くいかない。

成長が遅いんですよね。

それで色々と調べるにあたり、環境というものがようやく見えてきて、環境に止まらず生態系も見始めてようやく見るべきものが見えてきた感じです。

またそれらを人間に置き換えてみると、ほんと人間って無駄なことばかりして大切な事を何一つしてない。

その場の感情に囚われちゃって自分じゃない方向に向かってる。

大きな自分の人生の生態系っていうのをじっくりと見つめてみると面白い。

どれだけ無駄な時間を費やしているのか。

無駄な時間から本来の方向へ向かうことも出来ずに失っていく自分というもの。

言葉じゃなく、生態系の一部である人間というものを少し考えてみる時間も必要じゃないかな〜と思う。

小さく弱い生き物でも、人間でも本来は同じ。

人間に合わせようとすると大きなものしか育てられない。

小さなものに合わせてみると、自分の生き方がいかに違った方向でものを見ていたのかを思い知らされる。

関係ないものに一生懸命になって生きていることが虚しくなる。

必死で守ってきたものが、全く意味のないものだと知るとほんとスッキリする。

執着が一気に取れて楽しくなる。

自分の小さな部分を見失っていたから、違うものを必死で守ってるんだよね。

見つけたら執着が一気になくなる。

この世界が見えてくるから。

生態系の一部として大きな視点でものを見られるからね。