こんにちは こあ です。
今回は現代人は外側の世界の影響をどう受け取っているのか?
を解説していきます。

ほとんどの人が行っているものなので、しっかりと理解してみてください。
この仕組みが理解できると、意識と脳の分離が始まり少し本来の位置に戻りますよ。

前回の記事を読んでいない方は先にこちらからお読みください。

現代の思考の道筋

図1

図①は現代の思考の道筋を図にしてみました。(図の見難さは素人のためここが限界でございます💦)

  • ①の外側の情報というのはあなたの見るもの聞くもの触るもの食べるものの五感に感知される前のもの
  • ②の五感感知は①から五感感知したもの。
  • ③は②の五感感知したものの中で脳が言語変換したもの。
  • ④は心で捉えたもの。
  • ⑤は腑に落ちたもの。
  • 線で書いた人は肉体
  • 青で塗られた人はReiエネルギー

※全て説明の為のイメージになります。

②で語幹感知したものは
③→④→⑤と脳を通るものと
③を通らずに④→⑤と進む2つのルートで自分の内側(青の自分)へ入ってきます。

外側の情報は五感から入ってきます。
体と脳と意識によって認知・知覚できるものは変わってきます。

②→③→④→⑤ は人間社会ルート
②→④→⑤ は自然環境ルート

と今の所呼んでいきます。

人間社会ルートと自然環境ルート

自然環境ルートは自然・動物としての人間の持つ反応です。
自然の一部として捉えてください。

人間社会ルートは人間独自に発達していったものです。
これは自然としての人間ではなく独自ルートです。

自分らしく人間らしいのは自然の一部として生きているものです。
人間社会ルートが捉えるものと自然環境ルートが捉えるものが同じならば問題はありません。
その情報は知恵として考える力となります。

ですが、徐々に人間は人間社会ルートと自然環境ルートが違ってくるようになります。
それは現代が言語に囚われていることでエゴを発生させエゴを主体としているからです。

これは視覚や聴覚・味覚が脳の認識と体の認識が違うということです。
その認識を意識がどちらを捉えるかによって脳主体か体主体かが変わってきます。

それらは図1の青のエネルギーが頭部から徐々に侵食されていくイメージです。
色の変化というより領域が奪われていく、融合とかではなく別物が入り込む「侵食」という感じです。

自分ではない人間ではない。何者かになっていく感じですね。

自然社会ルートと人間社会ルートの解説

では、さらに詳しく図に表してみます。

図2

外側の情報には「言語情報」と「自然情報」があります。

実際には同じものですが、現代では同じものと捉えられないので区別をしています。

②の五感感知は自然情報を取り入れ
③の脳認識は言語情報を取り入れます。

しかしこれは基本であり、現状が進むと脳認識で②④⑤を操作することが可能になります。

融合(Core&Rei)は自然ルートと人間社会ルートが同じ認識なので自分は変わりません。侵食(現代)だと自然ルートと人間社会ルートで入ってくるものは別物です。それが進むと妄想領域を作っています。

この妄想域は②④⑤を脳で動かせてしまうほど侵食を進めてしまった結果です。

特徴として

  • 思いと行動が違う
  • 受け取る立場と与える立場では意見が違う

というズレが起こっています。
これは「黄色の自分」と「青の自分」の二つがあるということです。

侵食の度合いによっても変わりますが、全体像が見えず固執してしまうのは侵食の部分が大きく影響していることがただあります。

これが脳と体の分離です。分離が起こっていると、自分の脳では思ったように体は動いてくれません。
逆も然りです。脳では思ってないことなのに体が動いてしまうということですね。

ある意味、首から上と下では色が違う状態であるということです。(イメージです)

上書きの現代

外側の世界に慣れ親しんでしまった人は脳部分は侵食されています。
それはこの生き方は常に脳からの上書きをおこなっているからです。

上書きをしてきた事で、青の自分を侵食の自分に変えたいと無意識に行動しています。
それは、青の本来の自分を見れないから起こる事です。

なので必死に勉強をして様々な情報に触れ探す旅を終えることはできません。
何かになろうとして必死に上書きの侵食を進めてしまいます。                                                                                                                                      

現代のスピ系が提唱している自分へ戻る方法

現代のスピ系を元にした方法は何をしても外側の言語に対しておこなっているものです。
それが「玉ねぎの皮むき」や「ジャッジをなくす」のような表現方法をしているものです。

この方法はジャッジを徐々になくしているように見えるのでとても効果的と言われているのですが、実際は自分の脳で行なっているので何も変わりません。
結局は「ジャッジが悪い」というジャッジ概念をさらに植え付けているだけです。
攻撃は対象が変わるだけでジャッジは無くならないどころか攻撃が増えます。

さらにジャッジを増やしてる現代は「混乱」の元で自分を彷徨う「ジプシー」が生まれます。

「ジプシー」は「混乱」の状況から思考が低下し、誰かの判断が必要となりやがて「信者」に成長します。

これはスピ系だけの話ではなく、現代ではどの業界でもこの現象が起こっています。
スピ系は実際にジャッジをなくすという行動で思考力の低下を早く進ませていますが、現代では便利と情報過多によって思考力がなくなっているので同じ状況下にいます。
様々なジャンルで信者化・宗教化が進み「自分と違う」を攻撃し「自分と同じ」でグループ化して崇拝しています。

信者、推し、の文化は同じです。言葉を変えているだけで行動は同じものです。

侵食が起こす弊害

青色の自分と黄色の自分で脳と意識と体のズレが生じます。
本来の自分とは違うものを受け入れたために起こる弊害です。

脳と体のズレとも私は表現していますが、考えていることと行動が伴っていないこと、ズレによって現実や自分を正しく判断できないことです。

現代のまとめ

現代の多くの人がしていることは、この「侵食」を多種多様に作る作業をしています。
「探す」作業のベクトルはすべて図1の①外側の情報の中で行っています。

誰・どれが正しい?
間違ってる?間違ってない?
誰が・何が正解?

1つの正解を求めながらも「多様性」という自己否定回避な言葉に騙され、さらに自分に合ったものを求める事によって彷徨いは終わりません。

外側の世界の共鳴するものを無限に自分に入れて自分を形成しているのが現代です。

そもそも、何故共鳴するのか?どこで共鳴するのか?なんて誰も考えてないんです。

外側の世界での共鳴は正解不正解の材料にはなりません。
そして現代の共鳴は快感と不快の両方でどちらかを無くせば片方もなくなるという事実を知りません。

外側の情報どうしで行うジャッジはどんな結果も同じで、脳の快楽か不快のどちらかしか得られない妄想域への住人へ発展します。

今の生き方のルートを自分を通して見てみてください。
五感を通して出てくる反応と脳を通して出てくる反応
この2つがどう脳で言語化されて現実と思ってしまっているのか。

意識は観察者です。
あなたが自分と思っているのは脳の言語化から生まれているもの。
意識は言語化も反応もしません。

冷静に意識と脳を分離してみるとそれがわかってきます。
Reiが動かしているのか、それとも脳が動かしているのか。

しっかりと見極められる自分を取り戻してくださいね!

それでは、次回はCore&Rei に突入します!
それまでしばらくお待ちくださいませ♪
こあでした。