こんにちは こあ です。
前回は、生きている世界は一つではなく、 無数にある。
というところまで見てきました。
では、その無数にある世界を、 どう見ていけばいいのか。
今回は、 その世界を大きく4つに分けて見ていきます。
前の記事はこちら

本に例えた世界
ここからは、この生きている世界を
「一冊の本」に例えて見ていきます。
1冊の本
読む人がいます。
そして、書いた人もいる。
本を読んでいる時も、物語全体を読みながら進むこともあれば、
登場人物に感情移入して、 自分が登場人物になり物語の中へ入っていくこともある。
さらに、
「こうなったらいいのに」
「この人は、こうしてくれたらいいのに」
「こんな結末になったらいいのに」
と、書かれている物語とは別に、 自分の中でもう一つの物語を作りながら読むこともある。
大きく分けると、
- 本を読む世界
- 本の中の世界
- 本の中のもう一つの世界
- 本を書く世界
この4つに分かれます。

実は、この「本」の例えと、
この世界の構造は似ています。
では、この4つの世界は、 それぞれどんな世界なのか?
一つずつ見ていきますね。
本を読む世界
本を読む時、 あなたは本の外側にいます。
要は、本とあなたは別物ということ。
読者と本の関係。
物語の中では、誰かが怒ったり、 誰かが困ったり、 何かが起きたりします。
でも、読み手が見ているのは、 その出来事だけではない。
- 物語の流れ
- 作者は何を伝えたかった?
- 何を意図していた?
さまざま方向から、色々な情報を読み取ることができます。
これが、
「本を読む世界」です。
読者は、
物語の中で起きていることを体験するのではなく、
そこに何が書かれているのかを読んでいます。
本の中の世界
本を読んでいると、登場人物に感情移入して、
まるで自分がその人になったように 感じることがあります。
- その人が嬉しければ嬉しい。
- 悲しければ悲しい。
- 腹が立てば、 一緒に腹が立つ。
本を読んでいるというより、
本の中に入って、 その人の体験を一緒に生きているような状態です。
この世界では、物語全体の流れを読むというより、
登場人物として、目の前で起きている出来事を体験します。
日常を生きている時と同じです。
何かが起きれば、
- 嬉しい。
- 困った。
- 腹が立つ。
- 悲しい。
その出来事の中にいる時は、物語全体ではなく、
今、自分に起きていることを 現実として生きています。
これが、
「本の中の世界」です。
読む人は、物語を読む。
本の中の人は、物語を体験する。
同じ本でも、 生きている世界は違います。
本の中のもう一つの世界
そして、本の中にいながら、 もう一つ別の物語を見ることもあります。
今はこうだけど、
「こうなってほしい」
この人はこうだけど、
「こうしてほしい」
今の自分はこうだけど、
「こんな自分になりたい」
今ある物語の上に、
- 自分が望む人物。
- 自分が望む展開。
- 自分が望む結末。
を重ねて見ている。
つまり、実際に書かれている物語を生きながら、
その中に、登場人物が望んでいるものではなく、
読み手が
「こうであってほしい」と望む物語をもう一つ作っている。
本の中にいるのなら、書かれている物語を、その中で生きることができます。
本を読むのなら、書かれている物語を、そのまま読むことができます。
でも、 本の中にいながら 読者としての
「こうなってほしい」を持ち込むと、どちらでもなくなります。
そして、 本の中にいる自分は、その本そのものを書き直す方法を知りません。
なので、書かれている物語とは別に、自分の中でもう一つの物語を作ることになる。
そうして本の中に、 もう一つの世界を作り出します。
これが、「本の中のもう一つの世界」 です。
ここで大切なのは、願うことが良いとか悪いとか、 そういう話ではありません。
生きている物語が違うということです。
- 本の中で実際に起きている物語。
- そして、自分の中に作った 「こうなってほしい」という物語。
この二つは、同じものではありません。
では、普段の自分は、今、実際に起きていることを見ているのでしょうか。
それとも、「こうなってほしい」という もう一つの物語を見ているのでしょうか。
ここも、生きている世界の違いになります。
本を書く世界
そして、もう一つ。本を書く世界があります。
本を書く人は、ここまで何が書かれてきたのかを知り、
その続きに、自分の書きたい次の一行を書いていきます。
本の中で誰かに、
「こうしてほしい」
「こうなってほしい」
と書かせようとするのではありません。
自分の構想を本に自分で書く。
これが、
「本を書く世界」です。
- 読む人は、書かれてきたものを読む。
- 本の中の人は、書かれている物語を体験する。
- 本の中のもう一つの世界では、今ある物語の上に、読み手の望む物語を見る。
- 本を書く人は、自分の構想を本に書く。
同じ一冊の本でも、
それぞれ生きている世界は違います。
生きている世界が変わると、望むものも変わる
ここまで4つの世界を見てきました。
すると、もう一つ違いが見えてきます。
生きている世界が変わると、望むものも変わる。
ということです。
たとえば、本を読んでいる人なら、
- もっと面白い本を読みたい。
- もっと先を知りたい。
- もっと深く読みたい。
と思うことがあります。
本を書いている人なら、
- 構想と同じものが書けてるか。
- これを表現するにはどうしたらいいか。
- 違うものを書いていないか。
と思うかもしれません。
本の中にいる人なら、
その時に起きていることによって、 欲しいものは変わります。
- 困っていれば、 困ったことを解決したい。
- 寂しければ、 誰かにそばにいてほしい。
- 怒られていれば、 そこから抜けたい。
今の体験の中で、必要だと思うものが変わります。
そして、本の中のもう一つの世界では、
- 「こうなりたい」
- 「こうなってほしい」
- 「こういう未来になったらいい」
という自分の中に描いた理想を求めます。
同じ「望む」ということでも、生きている世界が違えば、 望んでいるものも同じではありません。
生きている世界が変わると、見えているものだけではなく、
- 何を必要だと思うのか。
- 何を望むのか。
- 何を選ぶのか。
そこまで変わることがあります。
4つは、4種類の人ではない
この4つの世界は、人を4種類に分けたものではありません。
本の中を生きている時もあれば、
その中に、もう一つの物語を作っている時もあります。
今起きていることを 読むこともあります。
そして、自分で書くこともあります。
だから、
「私はどのタイプなのか」
を見るものではありません。
見るのは、
今、自分はどの世界を生きているのか。
- 何を見ているのか。
- 何を望んでいるのか。
- 何を選ぼうとしているのか。
そこを見ていくと、
今、自分がどの世界を生きているのかが少しずつ見えてきます。
今、自分はどの世界を生きている?
同じ場所にいても、同じ出来事を経験していても、
生きている世界が同じとは限りません。
本の中で、目の前の出来事を生きていることもある。
今ある物語とは別に、
「こうなってほしい」という もう一つの物語を生きていることもある。
今まで何が書かれてきたのかを 読んでいることもある。
そして、自分の構想を本に書いていることもあります。
では、
今、あなたはどの世界を生きているのでしょう。
そして、この4つの世界の中で、
Core&Rayが伝えているのは、どの世界を生きることなのでしょう。
次は、
Core&Rayという生き方を見ていきますね。


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